しま接骨院ブログ

2020.05.19

マスクは予防になるか

静岡県は緊急事態宣言も解かれ、徐々に元の生活に戻ろうとしています。

消毒類、マスクなど品薄だった物も買えるようになってきましたね。

しかし、まだ油断は禁物です!

しま接骨院・整体院でも、感染症対策を徹底して施術しています!
・消毒液の設置
・玄関を開放し換気
・マスクの着用
・ベッドや手の触れる場所の消毒
・密にならないよう予約管理

『マスクは予防になるか』

結論から言うと…【よくわからない】だそうです( ;∀;)

非常に質の高い回答が得られたドクターのQ&A記事から…

マスクには、周囲の人間が発した飛沫が自分の鼻腔および口腔粘膜に付着するのを軽減する作用があります。

ただし、
人間を集団として見たときに、マスクの着用を全員に推奨した結果として
COVID-19感染を減らす効果が期待できるかどうかについては、
疑わしい
というのが専門家の結論です。
 
(1) マスクを着用していた群と、マスクを着用していなかった群を研究比較すると、
     マスク着用群の方が、インフルエンザや感冒に有意にかかりにくかった、という報告が複数あります。
     複数の報告で、しっかりと差が観察されています
 
(2)「よっしゃ、有意差が約束されているならキッチリ研究して論文にしてやろう」と考えて研究してみると、
    ランダムにマスク着用群とマスク非着用群を設定して比較すると、インフルエンザや感冒の罹患率に差がでませんでした。
    複数の報告で、差が出ていません
 
上記(1)の報告がニュースで取り上げられて、マスク推奨の結論が電波に乗ったことが過去にあったような気がします。
しかし、きっちり対照群をとると、上記(2)のようになります。

 
考察としては、マスクを自発的にする人は正しい衛生習慣を伴う率が高く、結果として風邪をひかなかった
マスクをランダムに割り付けた結果、衛生習慣もランダム化されたので風邪感染率の差が消滅したのであろう、ということです。
 
WHO(国際保健機関)などは、
これらの論文を根拠に、「やる気の無い人にマスクを配っても無駄」と考えているのではないかと思います。
その代わりに衛生習慣の徹底を訴えています。
 
(3) 手洗いには、感冒、インフルエンザの感染予防効果があります。
     これはきちんと証明されています。
つまり、ウイルス感染には、手指から口に入る経路が重要ということです。
 
(4) システマチックレビューでは、マスクにも予防効果があることになっていますが、
     マスク着用群の詳細な状態(手洗い、生活習慣などの衛生習慣の状態)の検討は不明なので、
     マスク単独で効果が保証されるかどうかは微妙です。
 
(5) ライノウイルス(普通の風邪)を用いた研究では、
     手と手を介した接触の方が飛沫を介した経路よりも感染率が高いという結果になっています。
島田は世間の目が怖いので、マスク着用しております!笑
重要なのは【手洗い】【なるべく手を手を口元、鼻、目に持っていかない】です!