最近、TVや健康情報誌などで取り上げられいる、
『サルコペニア』って知っていますか?
『サルコペニア』
サルコペニアとは、加齢や疾患により、筋肉量が減少することで、
握力や下肢筋・体幹筋など全身の「筋力低下が起こること」を指します。
または、歩くスピードが遅くなる、杖や手すりが必要になるなど、
「身体機能の低下が起こること」を指します。
サルコペニアという用語は、Irwin Rosenbergによって生み出された造語で、
ギリシャ語で筋肉を表す「sarx (sarco:サルコ)」と喪失を表す「penia(ぺニア)」を合わせた言葉です。
・一次性サルコペニア(加齢性サルコペニア)
・二次性サルコペニア(活動に関連するサルコペニア)
・疾患に関連するサルコペニア
・栄養に関連するサルコペニア
分類すると、こんな感じです。
筋肉の量は筋タンパクの合成と分解が繰返し行われることによって維持されています。
筋タンパクの合成に必要な因子の減少や、筋タンパクの分解が筋タンパクの合成を上回ったときにも筋肉量は減少します。
加齢によって、
筋肉の増加に関係する性ホルモンの減少、
筋肉を働かすために必要な細胞の死(アポトーシス)・ミトコンドリアの機能障害が生じることと、
廃用・栄養不良・癌や糖尿病などの消耗性疾患による筋萎縮(カヘキシア)の要因が合わさってサルコペニアを発症します。
また、脳からの指令を筋肉に伝える働きをする運動神経の損失や、
コルチコステロイド・成長ホルモン(GH)・インスリン様成長因子1(IGF-1)・甲状腺機能異常・インスリン抵抗性など
筋肉の増大に関係するホルモンの影響によってもサルコペニアは起こります。
各疾患に罹患することにより炎症性サイトカインが多くなって、
筋タンパクの分解が進むことでもサルコペニアの発症につながると考えられています。
メカニズムは…
難しいですね( ;∀;)
簡単に説明すると、
サルコペニアとは、筋肉(筋線維数)が減る!ということです。
・筋線維のサイズダウン
・筋線維数の減少
こんな事が加齢とともに起こってくるのです。。。
しかし!
予防法や治療法があるんです(/・ω・)/
筋線維数の増加は、
『ストレッチが有効』
・タンパク質摂取量
・クレアチンなどのサプリメント
なども効果的です。
しま接骨院では、
痛み&身体の不調を改善し、
姿勢や使い方を変え、
痛みや不調が出ない身体作りを目指しております!