しま接骨院ブログ

2019.10.08

今の時代のとって良い指導法

スポーツの指導法、上達論は様々です。
部活動をするにあたり必ず顧問の先生がいる。
その先生を中心として成り立ち、方針が決まるがそれぞれ方法が異なる。
その中で古いと言われる「昔のやり方」・時代にそってる「今のやり方」など言われることがあると思うが、
どちらが私たちにとってメリットがあるのか。

「昔のやり方」
・オンオフがなく、常に厳しく、指導者と選手の間が非常に遠い

・厳しくて言葉も荒く体罰的な指導が当たり前に行われていた


・監督が絶対的存在


・カリスマ性のある監督は、規則が細かくて厳しい


・怒鳴ったりして選手を一方的にひっぱりあげる


「今のやり方」

・オンオフがはっきりしていて、選手に耳を傾け、指導者と選手の間が近い

・選手自身に練習を任せて進ませる方法


・きめの細かな対話により、技術面だけでなく内面的サポートも行う


・個人個人を尊重した対応をとる


・選手に気を使った練習メニュー


そのメリットとは何だったのか、、、

「昔のやり方」
怒鳴られたり叩かれたりしたことが、プレッシャーとなっていたが、
そこから解放されることで、プレッシャーがなくなり楽しく自発的な取り組みにつながった。
1年生の時にのみある不合理な規則も2年生からは指導者と選手が理解を踏んだうえで進む方針のため、
特に1年生の時間はマイナスに感じない。厳しく喝を入れることで親しき中にも礼儀が存在していた。


「今のやり方」

科学的な情報など効率的な技術向上の知識と実践につながった。
指導者と選手の関係が深まる。
人間としての指導者と選手の信頼関係が深まる。

私自身、両方とも経験しています。
「昔のやり方」は、オンオフがない・常に厳しい・指導者と選手の間が非常に遠い・監督が絶対的存在というイメージで、
「今のやり方」は、オンオフがはっきりしている・選手に耳をよく傾けてくれる・指導者と選手の間が近い・内面的サポートも行うイメージ。

こうやって考えると「今のやり方」のほうが良いイメージで、「昔のやり方」は悪いイメージだと思いますが、
しかし、
私は、「昔のやり方」の方が厳しかったが、自発的に取り組めたし、礼儀作法が身に着くことができたし、自分自身成長できたと思います。
厳しい環境にいたからこそ自分なりに考えだした答えだと感じ「今のやり方」より深いメリットがあると私には思えた。

人によってとらえ方、感じ方がちがうのでどちらが正しいかは分からない。
少なくともわたしは「昔のやり方」のほうが技術だけでなく中身まで成長させてくれると思うので「昔のやり方」を経験することは必要だと考える。