スポーツの指導法、上達論は様々です。
部活動をするにあたり必ず顧問の先生がいる。
その先生を中心として成り立ち、方針が決まるがそれぞれ方法が異なる。
その中で古いと言われる「昔のやり方」・時代にそってる「今のやり方」など言われることがあると思うが、
どちらが私たちにとってメリットがあるのか。
「昔のやり方」
・オンオフがなく、常に厳しく、指導者と選手の間が非常に遠い
・厳しくて言葉も荒く体罰的な指導が当たり前に行われていた
・監督が絶対的存在
・カリスマ性のある監督は、規則が細かくて厳しい
・怒鳴ったりして選手を一方的にひっぱりあげる
「今のやり方」
・オンオフがはっきりしていて、選手に耳を傾け、指導者と選手の間が近い
・選手自身に練習を任せて進ませる方法
・きめの細かな対話により、技術面だけでなく内面的サポートも行う
・個人個人を尊重した対応をとる
・選手に気を使った練習メニュー
そのメリットとは何だったのか、、、
「昔のやり方」
怒鳴られたり叩かれたりしたことが、プレッシャーとなっていたが、
そこから解放されることで、プレッシャーがなくなり楽しく自発的な取り組みにつながった。
1年生の時にのみある不合理な規則も2年生からは指導者と選手が理解を踏んだうえで進む方針のため、
特に1年生の時間はマイナスに感じない。厳しく喝を入れることで親しき中にも礼儀が存在していた。
「今のやり方」
科学的な情報など効率的な技術向上の知識と実践につながった。
指導者と選手の関係が深まる。
人間としての指導者と選手の信頼関係が深まる。
私自身、両方とも経験しています。
「昔のやり方」は、オンオフがない・常に厳しい・指導者と選手の間が非常に遠い・監督が絶対的存在というイメージで、
「今のやり方」は、オンオフがはっきりしている・選手に耳をよく傾けてくれる・指導者と選手の間が近い・内面的サポートも行うイメージ。
こうやって考えると「今のやり方」のほうが良いイメージで、「昔のやり方」は悪いイメージだと思いますが、
しかし、
私は、「昔のやり方」の方が厳しかったが、自発的に取り組めたし、礼儀作法が身に着くことができたし、自分自身成長できたと思います。
厳しい環境にいたからこそ自分なりに考えだした答えだと感じ「今のやり方」より深いメリットがあると私には思えた。
人によってとらえ方、感じ方がちがうのでどちらが正しいかは分からない。
少なくともわたしは「昔のやり方」のほうが技術だけでなく中身まで成長させてくれると思うので「昔のやり方」を経験することは必要だと考える。