『自律神経と密接に関係!?なぜ呼吸を整えると睡眠に良い影響を及ぼすのか』
睡眠に導く呼吸法
夜寝るとき、神経が興奮してなかなか寝付けないという経験をしたことはありますか?
島田は遠足や旅行の前夜はウキウキで寝られません(笑)
残業や遅番などで帰宅時間が遅くなり、頭が冴え渡っていたり、疲れているのに興奮していたりして、
寝付きが悪い夜が続いているという不眠ぎみのビジネスパーソンもいるかもしれません。
そんなときにオススメな呼吸法があります!
その特殊な呼吸法により、人はリラックスをもたらす副交感神経が刺激され、
眠りやすくなるといわれています。
ある呼吸法を実践しただけでストンと眠りに落ちる!
心を落ち着け、ほど良いリラックスが訪れる中、ぐっすり眠りにつける呼吸法があります。
米国のアンドルー・ワイル博士が提唱している「4-7-8呼吸法」です。
やり方はとても簡単(/・ω・)/
①背筋を伸ばしてイスか床に座り、「フーッ」と口から息をしっかり吐き切る。
②口を閉じて、鼻から息を4秒間かけて吸おう。
③吸い終わったら、その瞬間から7秒間息を止める。
④8秒間かけて思いっきり「フーッ」と口から息を吐き切る。
この一連の呼吸を1セットとし、合計4セット行なってください。
鼻から息を吸い、息を止めた後、口から2倍の時間をかけてゆっくり吐き切るという方法。
これにより、不思議と神経系が鎮められるのだという。
実際、興奮して眠れなかった人が、この呼吸法を試したところ、
1分でストンと眠りに落ちたというエピソードまであるそうです。
なぜ呼吸が睡眠に影響を及ぼすのか?
なぜ呼吸がそれほどまでに睡眠に影響を及ぼすのだろう?
ポイントになるのは、呼吸と副交感神経のつながりです。
人間には「自律神経」といって、昼間、会話や仕事などで活発(興奮)に活動しているときの神経「交感神経」と、
食事や睡眠中などのリラックスしているときの神経「副交感神経」の2つを切り替えて生活している。
しかし、夜遅くまでバリバリ働いていたり、パソコンやスマートフォンを眺め、活動モードに入ったりしていると、
どうしても交感神経が高ぶったままになり、副交感神経へ切り替えられなくなってしまいます。
そうして寝付けないなどの不眠症状が起きてきます。。。
睡眠には「副交感神経」が深く関わっています。
先ほど紹介した呼吸法は、副交感神経をより活性化にさせる方法だったのです。
「人間は、自律神経を自分で意識してコントロールすることはできませんが、呼吸はコントロールできる」
交感神経が高ぶっているときは、緊張・ストレスの中にいるときです、心臓がドキドキして、呼吸も荒くなりますよね。
一方、副交感神経が優位のときは、心身共に落ち着き、リラックスした状態になるので、脈拍は穏やかです。
このように呼吸と自律神経とは密接につながっているので、無意識の呼吸を“意識呼吸”に変えれば、
自律神経やホルモンのバランスを自分でコントロールすることができるのです!
実は、副交感神経をより活性化させるためには、「鼻から吸い、口から吐く」よりも、
「鼻から吸い、鼻から吐く」ほうが効果的です。
鼻から吐いて、鼻からゆっくり吸うと、腹式呼吸になります。
腹式呼吸は横隔膜をしっかりと動かすため、空気を取り入れる量が胸式呼吸よりも3~5倍になります。
また、腹式呼吸は“鼻呼吸”ともいわれていて、鼻から息を吐いて吸うことで、
口呼吸よりも鼻の中を空気が通ることで浄化され、さらに粘膜に触れることで、乾いた空気に湿気を与えます。
そして空気も温まり、気管に与える刺激もソフトになります。
この状態を保つと、副交感神経がより高まりやすくなるそうです。
しかし!!
呼吸法の前に!
やっぱり姿勢を整えるのが先決になります!!
姿勢が良いと気道の確保もできますし、
気道の通りが良くなれば、呼吸によって酸素が運びやすくなります!
姿勢を良くして、呼吸法すると効果抜群!
是非、当院の姿勢改善コースを体験してみてください!