しま接骨院ブログ

2019.07.31

その行動、自律神経に負担大! その⑥

『落ち着いて寝るために温めた牛乳を飲む…』

イライラしていると寝れない。
カルシウムは自律神経をはじめとする神経の情報伝達に欠かせないミネラルです。
「イライラはカルシウム不足のせい、カルシウム豊富な牛乳を飲めばイライラが収まって寝れる」という主張もあります。
でも、これは都市伝説の類い。

日本人にはカルシウムが足りない。
その不足は骨粗鬆症の危険を高めるが、骨がピンピンしているのに、
神経が動かなくなるほどカルシウムが欠乏するはずがない。
ホットミルクで気分が静まって寝れるとしたら、温かい飲み物が胃腸に入って副交感神経がオンになるから。
それは一過性で、ミルクは乳脂肪分が多いから就寝中の消化吸収の手間が増えて自律神経は疲れます。
寝る前は白湯で十分である。